たまたま目に入ったので、記事を作ってみました。
私が高校生の時、今考えてみればアホでした。
友達もノリのいいアホでした。
というのも、当時キャプテン翼が流行っていて、体育でサッカーをすれば、誰かが翼くんの役をやり、誰かが岬くんになり、誰かが小次郎で、誰かが、若林、若島津だった。
人ごみの中に入れば、そこはフィールドと見立てて、いかに効率よく人をよけて歩けるかという事をしていた。
帰宅の際、対面する電車の停留所で、「和夫~」「雅夫~」と呼び合いキックパスのパントマイム。(単なるマネ)
世話してくれる人は「あねご」と呼ぼう、
体操服の袖は肩までまくる(小次郎スタイル)
ボールを見たら「友達」と言おう、
帽子はアディダス(若林スタイル)なんて事をしていました。
その他にも、かわいい物、きれいなものには、
「うつくしい」(戦国魔人ゴーショーグン、ブンドルさん口調)と言おう。
歌を歌えば、
「きゅーん、きゅーん、きゅーん、きゅーん、私の彼はパイロット~♪」(マクロス、リン・ミンメイ声で)と、アイドルごっこ。
学校でテニスをすれば、
「岡!エースをねらえ!」(エースをねらえ、宗方仁口調で)と、誰かがつぶやく。
電車に乗れば「鉄郎~」と叫び、電車を見送る人が「メーテル」と叫んでた。
マジ、アホだった。
でも楽しかった。
友達も一緒にしてくれる人達だった。
いい友人達だった。
今は私もみんなも子どもや旦那がいて、しかも、住んでるところがバラバラなので、そんなアホはできなくなった。
たまに鼻歌でアニメの歌を歌う私。
旦那から何歌ってるの?と、聞かれて、
「SF西遊記スタージンガー」だよ。「狭いもんだよ銀河系~星のかなたに夢を持て~♪」
と歌ったら、生暖かく微笑まれました。
もしも高校時代に戻っても、多分、私はアホなんだろうと思います。きっと同じような事やってる。
そんなアホについてきてくれる友達が、またいるといいなぁ。