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昭和のタイムトラベル、タイムリープ漫画3選

先日、進撃の巨人で、エレンが過去にさかのぼって改竄していたことを見て、昭和の漫画でも、過去や未来へいく漫画あったなぁ~と思いだしたので、記事にしておこうと思いました。

 

進撃の巨人の話はこちらに書きました。

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昭和のタイムトラベル系漫画3選

「那由多」

昭和57年6月20日が初版発行なのですが、中身は、都市伝説とか、陰謀説などで言われているような感じの設定が盛りだくさん。進撃の巨人でも描かれている要素もちりばめられていて、昔の漫画だけど、今の人も興味もってもらえるのでは?と思う漫画です。

アニメにもなったらしい。知らんかった~。

 

ストーリーは、普通の女子高校生那由多が、頭に輪をつけたキロという少年と、お母さんを助けた事から始まります。お母さんはすぐなくなってしまうのですが、キロはしばらく一緒に暮らしてて、その中でわかったのが輪(ジャルン)をつけたら超能力が使えるという事。キロは輪をつけている事から、宇宙人から追われていたのですが、宇宙人側につく決意をし、那由多に分かれをつげ、記憶を消します。

 

那由多は使ってはいけないとキロに言われていた、輪をつけることで記憶を取り戻し、自身も超能力を開発しようと試みて、宇宙人(アザドー)との戦いに巻き込まれることになってしまったというお話でした。

 

那由多のお話の中では、ジャルンと呼ばれる輪を頭につけることによって、超能力が使えるようになり、テレポート、サイコキネシス、透視などの能力が開花するという設定になっていて、那由多は、過去にさかのぼれる、という技ができる設定でした。のちに過去をさかのぼる能力はなくなるのですが、心臓を止めたり、動かしたり自分の肉体をコントロールできるという能力が開花されるという風に物語は進みます。

 

何千年も過去にさかのぼれて、さかのぼった先に宇宙人との共生をしている時代がある、というところがあって、今に合った話だぁって読み返して思います。

 

すべて無であったところに、意思(オーン)があって、宇宙を生み出した。宇宙ではできない事はなにもなかったが、地球だけは精神が物質に凌駕され、恐ろしい世界になってきたので、太陽系を封鎖した。人類が目覚めないと閉じた空間を開放できない

という設定で、今では囁かれている話ですよね。昭和57年にこんなことを考えている佐々木淳子先生すげ~✨とか思っている次第。

 

私が進撃と重ねたところは、

▶️準主人公キロは敵キャラに寝返る→実は敵じゃなく、一人真実を知るものとして地球守ってた的設定だったり、

▶️最初の頃に那由多の両親殺されるとか、

▶️巨人じゃないけど、意思の疎通できそうにない宇宙人たくさん出てきて、仲間殺されていったり、

▶️脊髄液注入して巨人化、ではないけど、精神を身体にテレポートさせて、1つの肉体を2つの意識が使うという設定だったり、最後3つの意識が入るけど・・・(^^;

 

というところで、私の中では進撃の世界観と那由多の世界観、近い感じで見てたりします。他の人は違うかもしれないけどさ・・・😅

全3巻です。

「海のオーロラ」

昭和53年5月15日が初版です。

 

ストーリーは、ルツとレイという男女がムー帝国で出会ったけど、地震やルツが巫女であったということ等の要因から、添い遂げることができなくて、お互い添い遂げようという思いを胸に何度も生まれ変わる、というお話でした。

 

始まりはムーだったけど、エジプトのトトメス3世の時代、卑弥呼の時代、ナチス時代、と生まれ変わり、いろんな横やりが入っていつも添い遂げられない運命をたどってしまいます。

おばちゃんになった今、読み返してみると、二人とも美形で生まれてきてるのが添い遂げられない原因じゃ?モブ顔だったら横やりも入らずうまくいったんじゃ?とか思ってしまった。

どの時代で生まれても同じ顔。美顔は運命を狂わせる、と考察しました🤔

完結では、未来的などっかの星に生まれ変わってて、価値観が同じ人達でグループが作られており、そのグループの中から結婚相手を選ぶという事になっていました。ルツとレイは違うグループだったけど、ひかれあい、添い遂げようと頑張るけど、レイが行方不明になり、ルツは星間を渡り歩き探し求めます。そんな中、宇宙船の故障で落ちた先にレイもいた~。そして、アダムとイブ的になった?みたいな話でした。

アンドロメダストーリーズも最後アダムとイブになった的話だったな・・・。宇宙から見たら、地球は、未開とか遅れてる、という認識?今も昔も?

↓記事こちら。

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山田ミネコ先生の「タイムパトロールシリーズ」

タイムリープ、タイムトラベルが犯罪となっている世界で、パトロールをしている西塔小角が主人公のお話。短編みたいな感じで、話が区切られているので、読みやすいです。時代があっちこっち飛ぶのも楽しいです。

↑西塔小角。タイムパトロールという職種があって、
トロール局というところに勤めてる。私も勤めたい!

物語の背景に、最終戦争(ハルマゲドン)が関わっていて、地殻変動兵器で地球上の大陸のほとんどが形を変え、都市のほとんどが壊滅して数十億の世界人口が三億になった。この状態を救うべく、世界共通のパトロール組織を作った

という設定でした。

今のリアル世界で広がるお話的でしょ?初版昭和58年です。こんなお話を当時、SF漫画って言ってた。SFって言葉今あまり聞かない気がするんですが、SFって若い人言うのかな?

 

まとめ

昭和の頃はタイムトラベルという言葉でくくられてた気がするんですが、「タイムトラベル・・・タイムマシンで移動する」と、「タイムリープ・・・自身の能力で移動する」ついでに「タイムスリップ・・・事故により移動する」と、違うというのを学びました。どの時代からそういう話になったんだろう?私が知らなかっただけかな?

 

昭和の頃よりも、タイムトラベル、タイムリープ物はもっと複雑で洗練された物語になって、生まれ変わりのお話や、ループしたり、異世界転生とかになってきてる。広がりがすごい🥲

 

なんかこの設定が私、好きみたいで、今も結構読んでます。

 

昭和の時空を飛ぶ的お話は、「時空の旅人」とか、「時をかける少女」とかが有名かもしれなけいけど、違うの選んでみました。

 

もう紙の本は売ってないみたいだけど、電子コミックあるみたいです。興味あったら読んでみてね😊