先日、やっと録画していたアニメ進撃の巨人最終回を見て、衝撃を受けすぎたので、お題にひっかけて書いておこうと思います。
進撃の巨人のアニメを知ったのは、何かのアニメの後番組で、予約消すの忘れてて偶然録画していたのがきっかけでした。漫画の方はまったく知らなくて、アニメから入りました。
夜中のアニメを夫婦で見る私ら。すっかり気に入ってしまったので、ずっと見ていました。始まった当初、子どもらは幼児だったのですが、今もう高校生。息子は途中から、一緒に見るようになりました。
↓巨人が好きという息子。こちらに記事書いてます。
ダウン症児は音楽が好きというけど 息子が好きなのはヘビメタだった : ダウン症児とHSP娘との暮らしのブログ
最初は「巨人VS人間」だと思っていたのに、ほんとは「人間VS人間」だったという方向性になってから、見るのが苦しくなってきたのですが、苦しい中にも「どうなるの?」と、最後を知りたかったので、楽しみに見てました。
昭和脳だからか、ハッピーエンドを期待していたけど、やっぱ戦時下はハッピーエンドは無理かぁ。人によってはあのラストがハッピーエンドだったのかもしれないけど、おばちゃんとしては、エレンは普通に命を全うしてほしかったかも。
エレンは自分をバカと言っていたけど、バカな子ほどかわいいんだよ。自分の人生を大事にしてほしかったなぁ・・・。
びっくりしたのが、考察動画がめちゃたくさんあって、みんなそこまで見たの?って感じで深く深く読んでてすごいと思った。
こんなに隈なくアニメ見たり、本読んだり、そりゃHSP増えるよねとか思った。
私はHSPはこういった細かな思考や小さな心の傷からHSPの人が増えていっていると思ってて、こんな優れた作品が人の思考を磨いていってるのではないでしょうか?
昭和のアニメは正義VS悪だった。正義=人間で、悪=宇宙人的なのも多かった気がします。
宇宙戦艦ヤマト、マクロス、ゴーショーグン、ゴッドマーズ、マジンガーZ、ゲッターロボ、コンバトラーV、スタージンガー。ロボット物が大好きだったのですが、ロボット物にはもれなく悪役がいたな。
↓ゴッドマーズめちゃ好きだった。宇宙×ロボットってのが好きだったのと、敵味方兄弟設定にドキュンだったです😍で、ギシン星・ズール皇帝というのが悪役でした。
ガンダムくらいから、悪も正義もない❗みたいな感じになってきて、それが人気になったのならば、このくらいから人の心がアップグレードされた?みたいな?
↓中1の頃放送されていたのですが、当時よりも、今の方がストーリーよりわかる。社会に出てからわかるお話だったんだなぁと大人になって気づきました。
人の心の中に正義も悪もある、みたいな感じのアニメがたくさん出てきて、漫画も人の心の揺れみたいなのに焦点を当てるようになってきて、ストーリーを読み解くのが難しくなってきた気がします😓
そういうのが、繊細さんをたくさん産んでいるんじゃないか?と、私は思っている次第。
進撃の巨人、最終回で、これは繊細な心を理解しないとわかんない話、と思いました。多くの人が絡み合って、複雑になったのを解いていくのもすごかった。複雑になったら収集つかなくなって、途中で止まる作品も多いので、終わらせてくれてほんとによかったです。
こんな繊細で緻密な作品に逝く前に出会えて本当によかった~✨と、最終回を見てつくづく思いました。逝った後に完結だったらちょっと悔しく思ったかも・・・。
諫山先生にこの物語を生み出してくださって、そして終わらせてくださった事に感謝でいっぱい✨
後、考察動画を作ってくれている人にも感謝したい気持ち💕
いろんな考えをたくさん知る機会があるって素晴らしい🥰
こんなに繊細な人たちがたくさんいるのに、繊細とはかけ離れた争いがどこかで起こっていることが、なんかあれ?って感じです。
原爆で亡くなったおじいちゃんを持っている私としては、戦争は儲かるのかもしれんけど、人類的にはコスパ悪いと思ってたりします。
戦争は、残った者が大変です。残った者の心歪むし、その者の子どもも、その歪みに付き合わされて大変なんだよ~。歪みが薄れるの孫世代?だから影響弱まるの100年くらいかかる。そして100年の間に争いが起こる・・・。不毛・・・😞
未来で進撃の巨人を読む人がもしいたら、身近に戦争がなくて、戦争を考えるきっかけみたいな感じで読んでほしいです。